少子化が進んでいます。
9月10日、2020年の人口動態統計(確定数)の正式発表がありました。出生数は84.1万人で、前年比2.8%の減です。ここ20年間の年平均が1.5%減、10年間の年平均が2.2%減であったことから考えると、出生数の減少は深刻化しています。
しかし、今回の公表において、もっと目を引かれるのは婚姻件数です。2020年は52.6万組で、この20年間の年平均が1.7%減、10年間の年平均が2.5%減であったところが、2020年には12.3%と驚くべき減少となりました。これは、2019年に令和婚ブームにより2.1%増となったのちに、それを大きく上回る減少となりました。今後の出生数をさらに押し下げることも懸念されます。
厚生労働省は、人口動態統計の毎月の速報も発表しています。9月20日発表の2021年1-7月の合計では出生数は前年同期比5.6%減となっています。婚姻件数も前年同期比2.9%減と、昨年ほどではありませんが、減少を続けています。
政府は「子ども庁」を2022年度に創設すべく検討を本格化させていますが、早期かつ強力な対策が望まれます。

