国の2020年度3次補正予算案と21年度当初予算案がまとめられました。両予算案は、12月8日にまとめられた追加経済対策に基づき、コロナ禍に対処するため、「15か月予算」の考え方の下、切れ目なく、積極的な財政支出を行うこととされています。
◆3次補正予算案で年度歳出は175兆円に
12月15日、事業規模19.2兆円(既存事業の減額見直しにより実質歳出は15.4兆円)の第3次補正予算案がまとめられました。
その内容は、「Ⅰ 医療提供体制強化」「Ⅱ ポストコロナに向けた経済構造の転換」「Ⅲ 防災・減災、国土強靭化」から成り、Ⅱについては、
・Go To トラベルの6月までの延長
・最大1億円の事業再構築補助金の創設
・雇調金の特例措置延長(2月28日まで)
・出向による雇用維持促進の助成金創設
などが盛り込まれています。
このように、第3次補正予算案が編成されましたが、本年度はこれまでに、第1次補正予算(「特別給付金」「Go To キャンペーン」など)、第2次補正予算(「資金繰り強化」「家賃支援給付金」など)が組まれていましたので、年度を通した歳出合計は175.7兆円と突出して多額なものとなり、これに要する新規国債の発行額は112.6兆円と通常の年の3倍にも上ることとなります。
図表 最近の国の予算の推移↓
◆21年度当初予算案も107兆円と過去最大
12月21日、前記第3次補正予算と切れ目なく執行することが期待される21年度当初予算案がまとめられました。ウィズ・ポストコロナを見据えて、社会保障費や地方交付税にも気配りをした予算で、歳出は106.6兆円と過去最大規模になっています。
労働関係予算では、①厳しい雇用情勢に対処した「雇用維持・失業予防」、②少子高齢化のなかで「多様な人材の活躍促進」を図るとともに、④ウィズコロナの時代に対応した「誰もが働きやすい職場づくり」として、テレワーク支援などに積極的に取り組んでいくこととしています。
図表 令和3年度労働関係予算概要↓
なお、来年度の税収は、コロナ禍で減少が見込まれるため、国債の発行は43.6兆円となり、当初予算の時点ですでに、11年ぶりの高い水準となっています。
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