男性の育児休暇の取得は1割にとどまる

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男性の育児休暇の取得促進に関心が高まっています。去る10月15日に開かれた全世代型社会保障検討会議で、総理自身が、男性が育児休業を取得しやすくする制度を導入することに言及し、年末にもその方向性が示されるとみられているからです。

こうした時期、日本労働組合総連合会は、11月16日に、「男性の育児等家庭的責任に関する意識調査2020」の結果を取りまとめ、公表しました。この調査は、10月26日~10月28日の間に、未就学の子どもがいる全国の20歳~59歳の働く人1,000名(男性500名、女性500名)に対して実施したもので、「仕事と家事」「育児休業の取得」について働く人々の実態を明らかにしています.

Ⅰ 仕事と家事について

(1)仕事がある日に行っている家事
男性では、最も高い「ゴミを出す」でも 58.8%と 6 割未満にとどまり、以降、「ゴミをまとめる」が 41.6%、「お風呂の掃除」が 34.4%で続きました。

(2)仕事がある日に行っている育児
男性では、最も高い「子どものお風呂」でも 48.4%と半数未満にとどまりました。

Ⅱ 育児休業等の取得について

(1)育児休業取得率
育児・介護休業法で定められた“育児休業”を利用した人の割合は、女性 64.4%に対し、男性は13.4%にとどまりました。また、「希望した日数どおり育児休業を取得できなかった」のは、育児休業取得経験者の男性のうち47.8%でした。

(2)育児休業を取らない理由
育児休業未取得者の理由として、男性の1位は「仕事の代替要員がいない」53.3%でした。また、「勤め先は育児休業を取得しにくい」と回答した男性は57.6%で、これは女性よりも28.4ポイント高いものとなっています。

(3)男性の育児休業を増やすには
男性の育児休業取得率を上げるために必要だと思う対策は、「育児休業が取得可能なことの研修等を通じた社内周知」(34.2%)が最も高く、次いで、「企業による対象者への育児休業の説明義務化」(32.3%)でした。

(4)子どもの面倒は誰が見るか
コロナ禍による保育園・幼稚園休園時、日中の子どもの面倒は誰が見たかについて、男性の84.5%が「配偶者・パートナー」と、女性の79.1%が「自分」と回答し、女性の負担が大きいものとなっています。

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さっと通信

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