65歳以上の人口比は世界最高

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社会の高齢化を表わす用語に「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」というものがあるといわれてきました。人口に占める65歳以上の高齢者の比率(高齢化率)が7%超、14%超、21%超となることがメルクマールとなります。

我が国は、1970年に「高齢化社会」の仲間入りをしましたが、わずか24年後(1994年)に「高齢社会」に、さらに13年後(2007年)に「超高齢社会」となり、今や有史以来人類が経験したことのない「“超”超高齢社会」の段階に到達しています。

総務省統計局は、9月19日、65歳以上の高齢者に関する統計をまとめて公表しました。主な結果は、次のとおりです。

高齢者人口の状況

2021年9月の65歳以上の高齢者人口は3,640万人、総人口に占める割合は29.1%と、それぞれ過去最高を更新しました。

2021年の高齢者の総人口に占める割合を国際比較すると、日本(29.1%)は世界で最も高く、2位のイタリア(23.6%)、3位のポルトガル(23.1%)と比べても、はるかに高いものとなっています。

高齢者の就業状況

(就業者の状況)

2020年の高齢者の就業者数は、過去最高の906万人となりました。10年前(570万人)に比べ、336万人増えています。65歳以上人口に占める就業者の割合(就業率)は25.1%となっています。

主要国における高齢者の就業率を比較すると、日本(25.1%)は、韓国(34.1%)よりは低いものの、アメリカ(18.0%)、カナダ(12.8%)、イギリス(10.5%)などよりはるかに高く、主要国の中で高い水準にあります。

(雇用者の状況)

高齢雇用者数は510万人で、10年前(237万人)に比べ、273万人増えています。

雇用形態別にみると、正規従業員は120万人で、10年前に比べ46万人増加ですが、非正規従業員は390万人で、10年前に比べ227万人増加しています。