新型コロナの影響が強まってから、家計の消費にも変化が起きていることを実感されているのではないでしょうか?
自分自身の消費行動もなんとなく変化を感じてきたところではありますが、7月7日、総務省が「家計調査報告(2020年5月分)」という形で大局的な姿を示していただきましたので、少し見ていきたいと思います。
消費支出とその内訳
家計(二人以上の世帯)の2020年5月の消費支出の平均は、25万2,017円で、対前年同月増減(実質)は△16.2%でした。
品目別に増減の大きいところを見ていくと、「被服・履物」が7,780円(△38.3%)と衣料品が最も減少しています。次いで「教養娯楽(パック旅行を含む)」が20,325円(△37.9%)、「住居」が14,170円(△26.0%)、「交通・通信」が34,248円(△22.4%)と減少が続きます。外出が減ると衣料品や教養娯楽、交通費が自然と減っていきます。
新型コロナの影響を受けた主な品目
新型コロナによる自粛生活の中でどのような影響がみられたのかを、もう少し細かく品目別に見ていきます。
「背広服」(△64.7%)、「婦人用スラックス」(△37.4%)といった衣料品、「ファンデーション」(△43.2%)、「口紅」(△67.3%)といった化粧品は減少していますが、これらは外出の減少に関係しているのでしょう。食品は、“巣ごもり生活”に伴い、「パスタ」(+38.8%)、「即席麺」(+31.0%)、「生鮮肉」(+23.4%)をはじめ一部の食品は増加していますが、「食事代」(△55.8%)、「飲酒代」(△88.4%)といった外食関係は減少しています。
これに比べ「保健用消耗品(マスク含む)」(179.5%)は大きく伸びています。
交通関係の「鉄道運賃」(△86.0%)、「バス代」(△75.9%)、「タクシー代」(△68.7%)、「航空運賃」(△77.1%)や、教養娯楽関係の「宿泊料」(△97.6%)、「パック旅行費」(△95.4%)、「映画・演劇等入場料」(△96.7%)などは大きく落ち込んでいますが、“巣ごもり生活”で需要の高まった「ゲームソフト」(+108.6%)、「パソコン」(+68.3%)は増加しています。
まとめ
新型コロナの影響が強まってから、自分の経済生活について感じていた変化が、統計的にも裏打ちされて見えてきた感じがします。5月はまだ混乱期でしたが、これからは新しい日常の定着期に入っていきます。これを機会に、ウィズ・コロナ、アフター・コロナの経済生活についても考えてみましょう。
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